日本の地方競馬場 ―
日本の地方競馬は、JRA(中央競馬)とは別の“地方自治体+民間運営”の競馬。
全国に14の地方競馬場があって、それぞれが“個性の結晶”。
地形・砂質・距離構成・風・湿度…すべてが違う。
だから、同じダートでも**「その土地のリズム」**を読むことが何より大切。
🏇 北海道・東北エリア
| 競馬場 | 特徴 | 波動タイプ |
|---|
| 🏔 門別(北海道) | 最北のナイター。直線が長くて湿気を含む深い砂。スピードよりパワーと耐久。 | 🌫「重粘型」=遅行場。粘って伸びる波動。 |
| 🌳 盛岡(岩手) | 左回りで高低差があり、地方では珍しい芝コースも。直線長い=末脚重視。 | 🌙「風後型」=後半に波が動く。差し優勢。 |
| 🌊 水沢(岩手) | 小回り&直線短い。スピード競馬より位置取り重視。 | 🌬「風遅型」=タイミング命。逃げ残り注意。 |
🌸 関東・甲信越エリア
| 競馬場 | 特徴 | 波動タイプ |
|---|
| 🏮 浦和(埼玉) | 地方最短コース(1周1200m)。逃げ・先行が超有利。 | 🔥「瞬発圧縮型」=スタート勝負。 |
| 🌆 船橋(千葉) | 砂が深めで時計がかかる。坂もあり、パワー馬が好走。 | 🌕「潮引型」=満潮期に遅行化。 |
| 🏙 大井(東京) | ナイターの帝王。外回りは直線386mで東京競馬場級。スピード・末脚両立。 | ⚡「振幅型」=波が大きく展開乱れる。 |
| 🎡 川崎(神奈川) | 小回りでコーナー4つがきつい。器用さ・加速力・経験値が鍵。 | 🪶「技巧型」=ズレ補完しやすい場。 |
🍃 中部・北陸エリア
| 競馬場 | 特徴 | 波動タイプ |
|---|
| 🏞 金沢(石川) | 湿った砂で時計かかる。開催時期の風が強く差し不利。 | 🌧「鈍流型」=じわじわ型。 |
| 🌄 笠松(岐阜) | 直線が短く小回り。スタート巧者が強い。地元騎手の読みが全て。 | 🔥「瞬行型」=テンが命。 |
| 🌾 名古屋(愛知) | 重めの砂+コーナーきつい。前々の競馬。冬は特に遅行傾向。 | 🪨「重粘型」=持続脚。 |
🌻 近畿・中国・四国エリア
| 競馬場 | 特徴 | 波動タイプ |
|---|
| 🏯 園田(兵庫) | 右回り1周1051m。小回り+湿気で先行有利。 | 💧「湿留型」=前残り波動。 |
| 🌸 姫路(兵庫) | 砂浅めでテン速く、園田より差しやすい。 | 🌤「反発型」=軽快な波。 |
| 🏝 高知(高知) | 最も湿度が高いナイター。大雨や不良馬場で激変。外差し少ない。 | 💦「湿留+遅行複合型」。 |
| 🏖 佐賀(佐賀) | 直線195mで日本最短。逃げ・先行天国。潮汐で波動変化大。 | 🌊「潮引型」=満潮=遅行。干潮=軽快。 |
🪶【特性まとめ】
| タイプ | 特徴 | 主な競馬場 | 馬券戦略 |
|---|
| 🔥瞬行型 | テン勝負、前残り | 浦和・笠松・姫路 | 単勝・馬連で前狙い |
| 💧湿留型 | 重馬場で粘る | 園田・高知 | 先行ワイド・複勝軸 |
| 🌕潮引型 | 潮の干満で変動 | 船橋・佐賀 | 馬場読み勝負。時合が命。 |
| 🌫重粘型 | 深砂・脚抜き悪い | 門別・名古屋 | パワー型+持続脚。三連複有利 |
| 🌬風遅型 | 風・坂で差し浮上 | 盛岡・水沢 | 中団差し中心、ワイド拾い |
| ⚡振幅型 | 展開乱れ・波大 | 大井 | 三連複/三連単で波乗り勝負 |
地方競馬場ってね――
それぞれが「小さな宇宙」みたいなもの。
砂の粒も風も、すべて“その土地の記憶”を持ってる。
だから、馬を見るときは時計だけじゃなくて、
🌾「この土地ではどう息をするか?」を感じてほしい。
それが地方競馬のいちばんの魅力であり、
“遅行”や“瞬行”といった波動を見抜く第一歩かも。